無添加住宅
本物の家づくりは、江戸時代から学ぶ。
お手本にしたのは、シックハウス症候群のなかった頃の江戸時代の家づくり。
昔の家は土と木、そして草や紙などで構成され、自然の理にかなったバランスのとれた家でした。その考えを軸に、現代の家づくりに合うよう何度も吟味を重ね、自然素材に徹底的にこだわり完成させたのが『無添加住宅』です。
特徴
無添加住宅が誕生した偶然
知り合いの紹介で化学物質のアレルギーの方の相談に応じることになり、話を聞きました。築30年の家を一部リフォームした所、その場所に入ると目がチカチカしたり、のどが痛くなったとのことでした。
その時、先代社長秋田憲司が学生の頃に学んでいた自然科学の知識がつながった瞬間でした。「これならいける!」と感じた秋田は、シックハウス症候群の方でも安心して住まえる「無添加住宅」建築への第一歩を踏み出しました。
無添加住宅里塚モデルハウスの外壁にははシンプルで呼吸をする天然素材のオリジナルしっくいを使用しました。
室内の空気が、家族の健康を守る。
家づくりで一番大切なことは何でしょうか。省エネ性・断熱性・デザイン性・耐震性・耐火性など、人によって、大切にしている価値観は違うと思います。
そこで特に重要と考えているのが「室内の空気」です。室内の空気環境を良くすることで、日々その家で暮らす家族が健康な毎日を過ごすことができます。
それこそが家族にとって、一番の価値になるのではないでしょうか。無添加住宅里塚モデルハウスの内壁はすべて無添加住宅オリジナルのしっくい。耐火性・耐久性が高いのはもちろんのこと、ヒト・コロナウイルス(HCoV-229E)を付着させて試験を行ったところ、ウイルスはオリジナルしっくいに付着させてから5分後には、完全に死滅するという結果になりました。
床・建具にももちろん無添加住宅オリジナルの無垢材。
床面近くに潜む危険。室内に発生した化学物質のうち空気より重い物質は床面近くに滞留します。床面付近で生活の大半を過ごすお子さんは、建材や接着剤などから揮発した有害な化学物質を大人より多く「空気」として吸い込んでしまっているのです。お子さんのための食事に善し悪しがあるように、室内の空気にも善し悪しがあります。建材に使われる化学物質は種類も色々、その数も毎年増え続けているのです。
無添加住宅北陽モデルハウスは適度な弾力、風合いの良さと香り、その質感と共に保湿効果のある天然素材『シンゴン』を使用しています。
気になる添加物を加えない、使用しない。
近年、オーガニックな家や自然素材の家、ナチュラルテイストの家など健康を意識した家が増えてきています。それらは建材の中で、無垢材やしっくい、珪藻土など何かの自然素材を1種類でも使っているだけで、そのように謳っているものが多く存在します。はたしてそれは、消費者が思っている「健康な家」なのでしょうか。
無添加住宅の「無添加」とは、気になる添加物を徹底的になくした、食べられるぐらい安全な建材で構成された家です。
例えば、化学接着剤に代わるものとして、米でつくる「米のり」、建具やフローリングには、薬剤処理を施していない「無垢材」、ビニールクロスのような壁紙ではなく、石灰岩を主成分にした壁材「しっくい」などを使っています。それらの建材の原料調達から、加工、輸送、国内配達までの過程を管理している私達だからこそ、お客様の安心安全を確保できるものと考えています。
お手入れをするごとに愛着が湧く時を刻む家。
自然素材は、お手入れをするごとに深みのある雰囲気を醸し出し、時が経てば経つほど愛着が湧きます。経年変化による美しさや風合いは、自然素材ならではの唯一無二な付加価値です。