「入社12年目 自分の住まいのカタチが見えました」
社員の家 【45棟目の社員の家】寺澤貴裕
我が家はエントランスゾーンがポイントです。 まず、スーツや作業着を収納する大きなクローゼットのある部屋を玄関ホール側に設置しました。 もちろん洗面化粧台・お風呂も全てそこに集中。そして、このゾーンからすぐに車に乗れるように、車庫も玄関横にビルトインしました。 趣味のクルマ整備もオールシーズン楽しめます。仕事の張り合いも増し、いつも気持ちよく出勤します。 朝起きて仕事に行くまでの身支度、テンションを上げて仕事モードに切り替える時間を大切にしたくてそうしました。住宅建築の仕事は朝一番が大事ですからね。
家族と共に過ごす時間も豊かにしたい。家族とのひと言ふた言の語らいを、ずっと大切にしていきたい。
エントランスゾーンにはそんな願いも込められています。
クルマを降りたらまっすぐお風呂。そこで一日を振り返ります。帰宅して車庫を閉めてから家族に「ただいま!」を言うまでのクールダウンプロセスは大切です。仕事から戻り、公私のスイッチをしっかり切り替えて家族のいるリビングのドアを開けるのは、お風呂上がりのいつもすっきりした穏やかな自分で。
そんなことができる家を作りたかったんです。
食事も、遊びも、語らいも、毎日の勉強も宿題も、学校であった嬉しい事の「報告会」も、そのステージはリビングです。 アイロンをかけたり、シャツをたたんだり、明日の支度をしたり、家事もみんなでこのリビングでします。キッチンだってみんなが使います。 我が家はそんな暮らし方です。個室に戻るのは寝るときだけ。 だからとびっきり広くて、収納豊富なリビングが必要でした。
新居には、還暦を迎えた母と一緒に住みます。
仕事熱心で現役バリバリの母が、私達との同居を快諾してくれた時には本当に嬉しく思いました。 妻は、今は子育てに専念中ですが、先々復職を展望しています。母も十分それを理解してくれていて、私たちを支援してくれているのだと思います。働く女性の一人として、妻の活躍を期待してくれているのでしょう。とてもありがたく思っています。
何より、頼れる家族が側にいる安心感は、それだけで何物にも代えがたいものだと感じています。