社員の日記
宅地造成規制区域で無事お引渡し
掲載日:2022.09.06
宅地造成規制区域とは住宅を建てる時に一定の切土や盛土の宅地造成を行う事で
崖崩れや土砂流出の災害を防止する地域の事で、
札幌では主に西側南側に広く規制がかけられています。
今回のお宅は道路と敷地に複雑な高低差のある角地での建築でした。
最初に考慮したのが土留めは1M以下で経済性を優先し、
次に玄関迄のアプローチは極力階段数を少なく、又、駐車スペースは玄関と庭への動線を共有して除雪の手間を少なくがコンセプトでしたので非常に苦労しました。
何度も建築地で高低差を測り、車の出し入れを試したり、近所の方に冬の除排雪状況を聞いたりしながら建主様にも現地でご相談を重ねたお宅がこの写真になります。
未だ、カーポートや路盤整備は残ってますが満足いく土地の使い方となりました。頑張りました。