【収納】
掲載日:2024.11.28
こんにちは、北陽総合展示場勤務の山本です。
もうすぐ12月です。すっかり寒くなり、またあの除雪の日々が訪れると思うと…
筋肉痛まえなのに心の筋肉痛が病みだします(笑)
先月、設計部からメーカーの講習会などで得た情報を
設計目線で発信してくれるという「設計通信」が届きました。
今回は収納計画の考え方というものでとても解かりやすく為になるものでした。
それをきっかけに私なりに収納について勉強してみました。
多種多様な収納には壁面収納・床下収納・つり棚収納・階段下収納・ロフト収納・パントリーなどがあります。
住宅の収納スペース、収納率は床面積に対する収納部分の比率のことをいい、戸建ての場合は約12〜15%が目安です。
出産や親との同居などにより、居住人数が増える可能性がある方は15%程度の収納率を確保して、収納にゆとりをもたせておくのがおすすめです。
収納スペースを増やすことによって部屋自体を圧迫させないためにも、デッドスペースをうまく有効活用するのも大事なポイントです。
無駄な収納の設備投資にならないよう、注意、確認しましょう。
実用的な収納スペース
収納スペースを考える際は、奥行きや広さよりも壁面積に注目してつくるようにしましょう。
収納スペースに奥行きがありすぎても、“物を奥に入れすぎて取り出せない”など使い勝手に不便を感じる。
あらかじめ収納スペースにはこれを入れたい、と考え収納したいものと収納スペースのサイズが合うかをチェックしておきましょう。
将来のライフスタイルに合わせて収納スペースをとる
例えば、ロフトなどの大型収納スペースにばかり物をしまっていると、取り出すのが面倒になり、ただの物置になってしまう。
また、取り出しのたびに、はしごや階段が必要となるため老後は上り下りがきつくなり、ケガを招く原因にもなります。
今だけでなく将来のライフスタイルも見据えて、物を小分けにできるようにいくつか収納スペースをつくるようにしましょう。
生活動線を踏まえたスペースを確保
例えば玄関で言うと、来客用の動線と家族用の動線を分けてシュークロークやクローゼットを設けると、
靴や荷物がしまいやすくなり、玄関の出入りが重なっても混雑することがありません。
また、その動線を使用する人に合わせて収納スペースを利用できるので、「必要なときに必要なものがすぐ取り出せる」というメリットもあります。
使用頻度ごとに収納できるスペース分けをする
“今欲しいものがどこにしまってあるのかわからない”“頻繁に使うものが取り出しにくい位置にある”などといった問題。
使用頻度ごとに収納スペースを分けておくと取り出しが便利になり、収納スペースの整理もしやすくなります。
お家を建てるにあたり沢山の打合せが行なわれ理想のお家計画が始まります。
施主様自身が収納のイメージをもち、適切なタイミングでプランニングする事が重要です。
漠然と「収納スペースがたくさん欲しい」と希望するだけでは失敗する可能性があります。
適切な場所に適切な量の、使いやすい収納を確保することは、綺麗で使い勝手の良い住まいを実現する上で大変重要なポイントです。
たくさんの経験と知識のエコアハウス営業マンや設計部にご相談して頂ければ
住み始めてからの後悔はなくなるはずです。