愛車がそばにいる、ガレージとつながる暮らし

ガレージの中で愛車を整備しながら、ふと顔を上げれば、リビングにいる家族の姿が見える──そんな“つながり”を大切にした住まいが完成しました。
シャッターはオーバースライダー式を採用し、機能性とデザイン性を両立しました。
ご主人のご趣味である車の整備や、車好きなご友人との語らいの時間を楽しめるよう、ガレージ内にもゆとりあるスペースを確保しています。
奥にはステージ状の小上がりを造作し、休憩しながら整備ができるようなくつろぎの場所に。
小上がりの下はタイヤなどを収納できるスペースとして活用でき、限られた空間を有効に使っています。
お家の中からも愛車を眺められるよう、ビルトインガレージとLDKの間には大きなフィックス窓を設け、開放感と一体感を演出。
ガレージの中で愛車を整備しながら、リビングにいる家族の姿が見える工夫をしました。
リビングには、南面からたっぷりと自然光が差し込むよう設計。
壁掛けテレビの左右には、幅の広いフィックス窓を配置し、採光とデザインのバランスを取りました。
アクセントクロスが空間に奥行きを与え、日常のくつろぎをより心地よく演出しています。
キッチンには、折り下げ天井に濃いめのグレーのクロスを選び、空間に落ち着きをプラス。
そこにやわらかな間接照明を仕込むことで、モダンで洗練された雰囲気に仕上げました。
寝室は、全体をシックなトーンで統一。一部を小上がりにし、段差のラインに沿って間接照明を設けることで、落ち着きの中にやさしい光が広がる設計に。
さらに、ウォークインクローゼットへと続くアール状の入り口が、空間全体に柔らかな印象と遊び心を与えています。
趣味を存分に楽しみながら、家族との時間も大切にしたい──
そんなご家族の想いを、空間のつながりと光の設計で丁寧に形にした住まいです。