社員の日記
ザゼンソウ
掲載日:2023.07.03
ザゼンソウ
こんにちは。5月末から平岡展示場勤務になりました吉田です。
今日は『ザゼンソウ』をご紹介します。
ザゼンソウ
あまりキレイとは言えない個性的な花ですが珍しい構造を持っています。
この花、なんと自ら発熱します。中心に見える黄色い部分、棒のような塊が小さな花の集合体でこの部分が開花する際に発熱して25℃位まで上がりその熱で雪どけの頃、真っ先に自らの回りの雪を解かして熱と匂いで虫を囲い込み、確実に受粉して子孫を残すためにこのような仕組みを手に入れたようです。サトイモの仲間で、近いものではミズバショウがあります。色違いのようですよね。名前の由来は、紫褐色の大きな仏炎苞を光背に中の黄色い花を僧侶に見立て、僧侶が座禅を組む姿に似ていることだそうで、別名ダルマソウと呼ばれています。
“熱” 植物にも虫にも、そして人間にとっても大切なものです。断熱性も大事にしているエコアハウス。ぜひ一度体感されてみてください。
ご来場、お待ちしております。